紳士靴売場の新ブランドの立ち上がり
こんにちは、紳士靴売場の村山です。
今回は8月から当売場で展開の新しいブランドを紹介します。
新しく展開するブランドはいくつかあるのですが、
今回は日本老舗靴メーカーが手掛ける
こちらをご紹介
<ユニオンインペリアル>

8月から紳士靴売場では、世界長ユニオン(旧 ユニオンロイヤル)という日本の老舗靴メーカーが手掛ける

<ユニオンインペリアル>
というブランドを展開します。
当ブログでは、このユニオンインペリアルの魅力を何週かに分けて伝えていこうと思います。
さて、まずは製造メーカーについて・・・
このユニオンインペリアルを手掛けている世界長ユニオンという靴メーカーは
国際製靴コンクールで3年連続で金賞を受賞し、
数々の有名ブランドと技術提携をしている
日本の靴メーカーです。
そんな世界長ユニオンが2008年の春に展開を始めたのが、
このユニオンインペリアルです。
革質、足入れ、履き心地、デザイン・・・どれをとっても最上級です。
ユニオンインペリアルの最大の特徴は
ハンドソーン・ウェルテッド製法
で作られていることです。
といっても一般の方にはなじみがないと思います。
ハンドソーン・ウェルテッド製法とはどの様な製法なのでしょうか?
ハンドソーン・ウェルテッド製法は
「マッケイ製法の特徴
靴底の返りが良く、軽快な履き心地」 と
「グッドイヤー製法の特徴
耐久性が良く、雨にも強く頑丈」
この二つの製法の良いトコ取りをした製法なのです。
ハンドソーン・ウェルテッド製法は、
靴作りが機械化される以前の手縫い靴の代表的な製法です。
因みに、
この手縫い靴の製法を機械化したものがグッドイヤー製法となっています。
基本的にグッドイヤー製法と同じ要領で作られるので、
頑丈で耐水性に優れています。
グッドイヤー製法はこちらのブログで詳しく説明しています。
(2011年3月6日 スコッチグレインのこだわり~その1~)
http://www.jr-takashimaya.co.jp/blog3/d-9475.html
ただ、
ハンドソーン・ウェルテッド製法が、グッドイヤー製法と違うところは
・機械を使う工程を、職人の手で一針一針丁寧に仕上げていく
・靴底に敷かれているコルクの量が少なめである
という点です。
ハンドソーン・ウェルテッド製法は、
履き心地を左右する重要な部分を職人が手作業で作り上げていきます。
グッドイヤー製法では中底とアッパー(革の表面部分)を、リブというパーツを使い機械で縫っていきます。
下の写真の靴底の白い部分がリブというパーツです。
※グッドイヤー製法の革靴を分解すると、こんな感じになります。

リブを機械で縫って靴底を作るのがグッドイヤー製法なのですが、
このリブを使うことで靴底の返りが固くなってしまうのです。
※履いていて固いなと感じるのはこれです。
ハンドソーン・ウェルテッド製法はリブを使いません。
リブを使わずに職人が手作業で中底に溝を掘って、そこを針で直接丁寧に縫っていくのです。
また、一般的なグッドイヤー製法よりもコルクの量が少なめです。
コルクが少ないと、沈み込みが少なくなるので最初からジャストサイズを履くことが出来ます。
※グッドイヤー製法の革靴は5mm程のコルクの沈み込みがあるため、
それを考慮したフィッティングを選ばなくてはいけません
また、
靴自体も軽量になり柔らかい足当たりの良いフィッティングになります。
コルクが少ない=軽くて柔らかい足当たり
リブを使わない=靴底の返りが良い
これは、マッケイ製法の特徴と一緒ですね。
この様に、
ハンドソーン・ウェルテッド製法は
マッケイ製法とグッドイヤー製法の良いトコ取りをした製法なのです。
「こんな良い製法なら、
他のブランドも全部このハンドソーン・ウェルテッド製法で作ってよ!!」
と思う方もいると思います。
しかし、ハンドソーン・ウェルテッド製法は、
気の遠くなるような手間と卓越とした技術を要する製法なのです。
コストもとても掛かります。
ましてや、全てハンドソーン・ウェルテッド製法で靴を作っている靴ブランドは
当店で扱う中で、
この<ユニオンインペリアル>だけです。
・・・・スゴすぎます・・・・
それほど、この<ユニオンインペリアル>はすごい靴なのです!!!
いかがでしたでしょうか??ちょっとアツすぎましたかね(笑)
今日のブログは、<ユニオンインペリアル>の特徴でもある
「ハンドソーン・ウェルテッド製法」
について紹介しました。
少し難しい内容だったかもしれません(汗)
自分なりの解釈で噛み砕いて説明したつもりなのですが・・・
最後まで読んでくれた皆さんありがとうございます。
次回は、この<ユニオンインペリアル>を実際に履いてみた
感想をお伝えしようと思います。
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今回は8月から当売場で展開の新しいブランドを紹介します。
新しく展開するブランドはいくつかあるのですが、
今回は日本老舗靴メーカーが手掛ける
こちらをご紹介
<ユニオンインペリアル>

8月から紳士靴売場では、世界長ユニオン(旧 ユニオンロイヤル)という日本の老舗靴メーカーが手掛ける

<ユニオンインペリアル>
というブランドを展開します。
当ブログでは、このユニオンインペリアルの魅力を何週かに分けて伝えていこうと思います。
さて、まずは製造メーカーについて・・・
このユニオンインペリアルを手掛けている世界長ユニオンという靴メーカーは
国際製靴コンクールで3年連続で金賞を受賞し、
数々の有名ブランドと技術提携をしている
日本の靴メーカーです。
そんな世界長ユニオンが2008年の春に展開を始めたのが、
このユニオンインペリアルです。
革質、足入れ、履き心地、デザイン・・・どれをとっても最上級です。
ユニオンインペリアルの最大の特徴は
ハンドソーン・ウェルテッド製法
で作られていることです。
といっても一般の方にはなじみがないと思います。
ハンドソーン・ウェルテッド製法とはどの様な製法なのでしょうか?
ハンドソーン・ウェルテッド製法は
「マッケイ製法の特徴
靴底の返りが良く、軽快な履き心地」 と
「グッドイヤー製法の特徴
耐久性が良く、雨にも強く頑丈」
この二つの製法の良いトコ取りをした製法なのです。
ハンドソーン・ウェルテッド製法は、
靴作りが機械化される以前の手縫い靴の代表的な製法です。
因みに、
この手縫い靴の製法を機械化したものがグッドイヤー製法となっています。
基本的にグッドイヤー製法と同じ要領で作られるので、
頑丈で耐水性に優れています。
グッドイヤー製法はこちらのブログで詳しく説明しています。
(2011年3月6日 スコッチグレインのこだわり~その1~)
http://www.jr-takashimaya.co.jp/blog3/d-9475.html
ただ、
ハンドソーン・ウェルテッド製法が、グッドイヤー製法と違うところは
・機械を使う工程を、職人の手で一針一針丁寧に仕上げていく
・靴底に敷かれているコルクの量が少なめである
という点です。
ハンドソーン・ウェルテッド製法は、
履き心地を左右する重要な部分を職人が手作業で作り上げていきます。
グッドイヤー製法では中底とアッパー(革の表面部分)を、リブというパーツを使い機械で縫っていきます。
下の写真の靴底の白い部分がリブというパーツです。
※グッドイヤー製法の革靴を分解すると、こんな感じになります。
リブを機械で縫って靴底を作るのがグッドイヤー製法なのですが、
このリブを使うことで靴底の返りが固くなってしまうのです。
※履いていて固いなと感じるのはこれです。
ハンドソーン・ウェルテッド製法はリブを使いません。
リブを使わずに職人が手作業で中底に溝を掘って、そこを針で直接丁寧に縫っていくのです。
また、一般的なグッドイヤー製法よりもコルクの量が少なめです。
コルクが少ないと、沈み込みが少なくなるので最初からジャストサイズを履くことが出来ます。
※グッドイヤー製法の革靴は5mm程のコルクの沈み込みがあるため、
それを考慮したフィッティングを選ばなくてはいけません
また、
靴自体も軽量になり柔らかい足当たりの良いフィッティングになります。
コルクが少ない=軽くて柔らかい足当たり
リブを使わない=靴底の返りが良い
これは、マッケイ製法の特徴と一緒ですね。
この様に、
ハンドソーン・ウェルテッド製法は
マッケイ製法とグッドイヤー製法の良いトコ取りをした製法なのです。
「こんな良い製法なら、
他のブランドも全部このハンドソーン・ウェルテッド製法で作ってよ!!」
と思う方もいると思います。
しかし、ハンドソーン・ウェルテッド製法は、
気の遠くなるような手間と卓越とした技術を要する製法なのです。
コストもとても掛かります。
ましてや、全てハンドソーン・ウェルテッド製法で靴を作っている靴ブランドは
当店で扱う中で、
この<ユニオンインペリアル>だけです。
・・・・スゴすぎます・・・・
それほど、この<ユニオンインペリアル>はすごい靴なのです!!!
いかがでしたでしょうか??ちょっとアツすぎましたかね(笑)
今日のブログは、<ユニオンインペリアル>の特徴でもある
「ハンドソーン・ウェルテッド製法」
について紹介しました。
少し難しい内容だったかもしれません(汗)
自分なりの解釈で噛み砕いて説明したつもりなのですが・・・
最後まで読んでくれた皆さんありがとうございます。
次回は、この<ユニオンインペリアル>を実際に履いてみた
感想をお伝えしようと思います。
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