チョコレートの歴史1 チョコレートは飲み物だった!?
いよいよバレンタインデーまであと1ヶ月弱になりましたね!
というわけで、このブログでもチョコレートにまつわるお話しをして
いきたいと思います。
まずは、チョコレートの歴史から。

チョコレートの原料であるカカオの原産地は中南米一帯です。この地域には古くからマヤ文明、アステカ文明などが栄え、カカオは解熱、強壮などの効能を有する万能薬として珍重されていました。当時はカカオ豆をすり潰し、水やスパイスを加えたドロドロの飲み物で、「カカワトル(カカオの水)」と呼ばれていました。
16世紀、ヨーロッパは大航海時代を迎えます。スペイン人エルナン・コルテスはアステカを征服し、カカオを持ち帰って、ときの国王カルロス一世に献上しました。チョコレートのヨーロッパへの伝来です。しかし、これは脂肪分が多く苦く飲みにくいものだったので、美味しく飲むためのさまざまな工夫がなされ、やがてお湯で溶いて砂糖を加えて甘くして飲むという方法が主流になっていきます。

チョコレートの製法は門外不出とされていましたが、17世紀には、スペイン宮廷に出入りしていたイタリアの商人によりイタリアに伝えられます。またフランスのルイ13世がスペインのアンヌ・ド・オートリッシュ王女と、ルイ14世がスペインのマリア・テレサ王女と結婚し、フランスにも伝わり、ヨーロッパ全体、イギリス、アメリカにも広まります。
さて、ここまでのお話しでチョコレートが飲み物だったことはおわかりいただけたとおもいますが、当時の人々は具体的にはどんな風にチョコレートを飲んでいたのでしょうか?
アステカでは、カカワトルを高いところから注ぐことによって泡だてて飲んでいました。
17世紀、ヨーロッパでは、チョコレートの舌触りをよくするため、ショコラティエールという専門のポットで泡立てて飲んでいました。これは細長いポットの中に、先端に歯車のようなものがついたモリニーニョという棒状の攪拌機を差し込み、両手のひらをこすり合わせるようにして棒を回転させ泡立てるというもの。この飲み方は、19世紀になって舌触りのよいチョコレートが出来るまで続きます。 つづく
お菓子研究家
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