お菓子研究家
猫井登
(Noboru Nekoi)

京都生まれ、大手銀行員からお菓子の道へ。ル・コルドンブルー代官山校。フランスのエコール・リッツ・エスコフィエなどで製菓を学ぶ。著書に「お菓子の由来物語」(幻冬舎ルネッサンス)

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2010.03.09.Tue

『ようこそスウィーツの世界へ』 マシュマロ

いよいよ「ホワイトデー」間近! 男性の方々は、何を贈るか決まりましたか?
今では、すっかり年中行事?として定着した「ホワイトデー」ですが、
そもそも、ホワイトデーって、いつ頃から始まったのでしょうか?
これには、次の2つの説があります。
①1977年に鶴乃子というお菓子で有名な「石村萬盛堂」がバレンタインの
お返しとして「マシュマロ」を贈ることを提唱したことに始まり、
ホワイトというのは、白いマシュマロを販売したことに由来するという説

②1978年に全国飴菓子工業協同組合が3月14日を「キャンディーの日」
として制定し、1980年、飴の材料である砂糖が白色であることから、
ホワイトデーキャンペーンをおこなったことに由来するという説

これらの説からは、ホワイトデーには、マシュマロかキャンディーを贈るのが正統ということに
なりますが、マカロンの次のブレイクするお菓子の候補の1つとしてあげられるのが「マシュマロ」です。

マシュマロというのは、本来は、沼地の葵という意味でウスベニタチアオイの英語名です。フランス語では「ギモーヴ」。この植物には喉や胃の炎症を抑えるなどの薬効があることから古代エジプトでは、その根をすり潰し、蜂蜜と混ぜて作ったキャンディーのようなものを咳止めや胃腸薬として用いていたといいます。
19世紀にマシュマロは、ドイツやフランスに広まり現在のふわふわしたお菓子になります。19世紀後半にはマシュマロの粘りの代わりに卵白やゼラチンなどが用いられるようになり、完全なお菓子になりました。
さて、このマシュマロ、アメリカなどでは串に刺して火にあぶって食べます。
こうすると外側はカリッ、中はとろーりとして美味しくなります。


一方、フランスの「ギモーヴ」は、たっぷりの果汁で作られ、フルーティーで彩りも鮮やか。マカロンの次にブレイクするかも、というのも頷けます。

ホワイトデーのお返しの有力候補ですよ~


マシュマロ、ギモーヴを使用したお菓子は、地下1階ごちそう館 洋菓子売場にて取扱いがございます。
 <アンリ・シャルパンティエ>
 シルキーロール(ショコラ・さくら・プレーン)…税込 各998円
 <フォション>
 フルーツギモーヴ(5個入/5種×各1)…税込1,050円
(3/13からの販売なります)

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