お菓子研究家
猫井登
(Noboru Nekoi)

京都生まれ、大手銀行員からお菓子の道へ。ル・コルドンブルー代官山校。フランスのエコール・リッツ・エスコフィエなどで製菓を学ぶ。著書に「お菓子の由来物語」(幻冬舎ルネッサンス)

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2010.08.17.Tue

『ようこそスウィーツの世界へ』アイスクリーム

毎日、暑いですね!
少しでも涼しくなるように、今日はアイスクリームの話をしましょう。

<てんとう虫のアイスクリームケーキ>

まだ、冷蔵設備がなかった大昔の夏にも氷は存在しました。それはアルプスなどに降り積もった雪です。アレキサンダー大王は、山から雪を運ばせて冷たい飲み物で兵士の士気を高めたといいます。また暴君として有名なローマの皇帝ネロはアルプスから雪を運ばせてバラやスミレの花水、蜂蜜などで香味をつけたものを愛飲していたとも言われます。

今日の氷菓に直接結びつくのは、11世紀頃にアラブ世界で飲まれていた「シャルバート」。これはバラや麝香(じゃこう)で香味をつけた甘い水を山の氷雪で冷やしたものでした。これがやがて十字軍の遠征によりイタリアに伝わり「ソルベット」と呼ばれるようになります。今日の「シャーベット」の原型です。
<果物の盛り合わせに見立てたアイスクリーム>
1533年、カトリーヌ・ド・メディチがフランスに輿入れしたことにより、ソルベットはイタリアからフランスに伝わります。ここで生クリームやババロアと結びつきアイスクリームが誕生します。同じ頃、イタリアで冷凍技術が発明され、アイスクリームはヨーロッパ全土に広がっていくのです。
19世紀、アメリカではアイスクリームの産業化が始まります。日本人で、はじめてアイスクリームを食べたのは、日米修好通商条約の批准書交換のために渡米した一行だといわれています。日本では、1869年5月9日、町田房蔵が日本最初のアイスクリーム「あいすくりん」の製造販売を開始します。
<アイスクリームのバスケット>
さて、日本ではアイスクリームというと、カップに入ったものやアイスクリームコーンが一般的ですが、フランスでは今回ご紹介した写真ように、様々なかたちにして売られています。夏にフランスに行かれる機会がありましたら、是非、お菓子屋さんを覘いてみてください。

※アイスクリームは地下1階の下記ブランドにて取り扱っております。

<ゴディバ> 
■アイスクリームトリュフ 各1個 税込399円
(ミルクチョコレート・アイボリーチョコレート・ストロベリーホワイト・ダークチョコレート) 

■アイスクリーム 各1個 税込420円
(アイボリーチョコレートチップ・クラシックミルクチョコレート・ミルクチョコレートチップ・ベルジアンダークチョコレート・ストロベリーチョコレートチップ・キャラメルチョコレートチップ)

<ケーニヒスクローネ> 
■モナカアイス 各1個 税込158円
(チョコ・ストロベリー・抹茶)

■カップアイス 各1個 税込263円
(バニラ・抹茶)

<フォション>
■カップアイスクリーム 各1個 税込294円
(抹茶・ショコラ・バニラ・フレンチラムレーズン)

■プティ・バトネ・グラセ 6本入 税込630円

※以下は地下2階 グローサリー売場にて取り扱っております。
<牧成舎>
モナカアイス 各1個 税込300円
(コーヒー・バニラ・抹茶)

<愛知牧場>
アイスクリーム 各1個 税込263円
(チョコレート・ミルク・抹茶小豆)

<池田牧場>
香想 各1個 税込315円
(チーズケーキ・プラリネ・ブルーベリー・抹茶・バニラ)

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